~モビリティ革命、町田にも?~

◎前回、11月号のあらすじ
運転士不足が深刻化し、減便や路線廃止が現実のものとなり町田市も例外ではありません。前回の11月号では「自動運転技術」が問題の解決策になるのではないかとご紹介しました。
国は現在、レベル4の社会実装を目指していますが「本当に安全なの?」という疑問もあります。そこで現在はレベル2で、近い将来レベル4の到達を目指している平塚市の自動運転バスに乗り、安全性を確かめて来ました!

◎平塚市の自動運転バスはどんなバス?
バスは、いすゞ自動車(株)製です。名前は自動運転バス エルガEV。自動運転バスとしてジャパンモビリティショー2025にも出展した最新のバスです。見た目も乗り心地もちょっと高級な乗り合いバスと言った感じでした。自動運転をするために3種の車載センサーがついているのがポイントです。

これら3種のセンサーで集めた情報を、前もって作成した3Dマップとマッチング。自車の位置を推定し、車両や人、障害物を避けながら定められたルートを走行します。

◎そもそも、なぜ平塚は自動運転バスに挑む?
なぜ平塚市が、自動運転バスを他の市に先駆けて導入しているのでしょうか。
実は、平塚市は鉄道アクセスがJR平塚駅に集中しており、小田急線や相模線は市域をかすめる程度です。そのため、市民の移動は、約70系統あるバスに大きく依存しています。近年、運転士不足が深刻化し、路線維持が難しくなる中で平塚市は南口エリアを自動運転バスで運行し、確保した運転士を北口方面に回すという工夫を進めようとしています。「鉄道駅が限られる都市」×「バス依存度の高さ」×「運転士不足」という条件が全国に先駆けた挑戦を後押ししているのです。
◎それでは、自動運転バス 注目ポイント3点をご紹介!
安全性の確認には、3つのポイントを意識して乗車しました。

① バス停 どのバス停でもピタッと停車し、ドアの開閉もスムーズ。
② 路上駐車回避 前方の停車車両も安全にスッと回避。
③ 右折・左折 歩行者・車をきちんと見て、自然で安心の曲がり方。
重太郎のコメント:スムーズで安全な運行を体験できました。ただ、課題も残っています。自動走行率は94%ですが、例えば、バス停付近に路上駐車があると手動介入せざるを得ないケースがあり、手動介入の要因の約半分が路上駐車車両なのだそうです。こうした課題を克服して、レベル4の実現することを期待しています。町田市もぜひ実証実験に参加し、自動運転技術の向上に一役買ってほしいです。
(議会レポート2025年12月号より 執筆者:おぜき重太郎)


