自転車用ヘルメット着用義務化に伴う町田市の助成について

~町田市議会6月議会の一般質問から~

 道路交通法が改正され、すべての年齢の方に対して、自転車利用者のヘルメット着用が2023年4月から努力義務化されました。
警視庁のHPによると自転車事故の死亡事故の約7割が頭部に致命傷を負っており、また、ヘルメットを着用している場合に比べ、着用していない場合の致死率は約2.3倍高いそうです。
 町田市としても、自転車用ヘルメット普及を促進するために、助成制度を含め必要な手段を講ずるべきではないでしょうか。そのように考え「自転車用ヘルメット着用促進のための購入費の助成制度を設けてはどうか」と議会で質問をしてきました。
ヘルメットを着用して車道を走行する自転車のイメージ画像
【2023年6月議会の一般質問より】

おぜき重太郎

重太郎:市内の自転車用ヘルメット着用は、どの程度、進んでいるのでしょうか!
市役所部長のイメージ画像
防災安全部長:6月上旬に、収容台数の多い、町田駅、鶴川駅、南町田駅、多摩境駅の公営駐輪場4か所において職員が調査したところ、自転車利用者のヘルメット着用率は3.8%となっております。
おぜき重太郎
重太郎:自転車用ヘルメット着用促進のための購入費の助成制度を設けてはどうでしょうか!
市役所部長のイメージ画像
榎本副市長:東京都では、今年6月1日からヘルメットの購入代金を助成する市区町村に対して、助成額の半額、1個あたり1,000円の支援を開始いたしました。町田市といたしましても、この支援を活用した自転車ヘルメット購入費助成について検討してまいります。
おぜき重太郎
重太郎:市民と寄り添ってヘルメット普及促進に取り組もうという姿勢に感謝申し上げます。自転車用ヘルメット着用促進するためには、市民の関心が高いうちに助成制度を構築する必要があると思います。スピードが大切です。次の議会に町田市が検討した制度の内容が明らかになることを期待しています。
(議会レポート2023年5月号より 執筆者:おぜき重太郎

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