自転車ヘルメット 購入費補助事業がはじまりました！
道路交通法が改正され（2023年4月1日施行）すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。警視庁の資料によると、自転車死亡事故の約8割が頭部損傷が主因であり、ヘルメットを着用すれば頭部損傷による死者の割合は約4分の1に減ると言われています。
先の6月議会では、重太郎はじめ複数の議員が自転車用ヘルメット着用促進の必要性を訴え、町田市に新たな助成制度を創設することを求めておりました。それが今回の9月議会において、新たに補正予算が組まれ可決。実際に10月1日から補助制度がはじまることになりましたのでご報告致します。
～申し込みは 2023年10月1日（前期分）から 上限は2,000円～
9月議会において審査した議案の内容ですが、自転車用ヘルメットの購入補助は、上限金額は2,000円、前期と後期あわせて5,000件の補助を予定しているとのことでした。（下に概要の一覧表を作成しました）
前期は2023年10月1日から申し込みが始まるので、市民への早急な周知が必要です。また、2023年4月1日から9月30日の間にすでに自転車用ヘルメットを購入してしまった方も、レシートなどの記録が残っていれば補助の申請をすることが可能とのことです。
【自転車用ヘルメット 購入費補助事業の概要】
対象者 |
申請日現在市内に居住し住民登録をしている方※未成年の場合は、保護者が申請※対象者1人につき1回の申請に限る |
対象経費および補助金額 |
2023年4月1日から12月31日までの期間に、対象者自身が着用するために購入した、安全基準の認証を受けている新品の自転車用ヘルメット購入費用のうち2,000円※購入金額が2,000円未満の場合は、購入金額分※安全基準の認証：SGマーク、JCFマーク、CEマーク、GSマーク、CPSCマーク等 |
補助要件 |
市ホームページに掲載している交通安全動画を視聴すること |
補助件数 |
5,000件※前期3,000件（先着順）、後期2,000件（申請者多数の場合は抽選）※前期で3,000件に達した後の受付分は、後期申請分として扱う |
申請方法 |
オンライン申請（LINE）または郵送 |
申請期間 |
前期：2023年10月1日～2023年11月30日オンライン申請の場合は、11月30日23時59分受付分まで郵送による申請の場合は、11月30日到着分まで後期：2023年12月1日～2024年1月31日オンライン申請の場合は、1月31日23時59分受付分まで郵送による申請の場合は、1月31日消印分まで |
交付時期 |
前期：2024年1月頃後期：2024年3月頃 |
重太郎：市民の命を守る自転車用ヘルメット。普及の必要性が認められました。迅速な対応に感謝申し上げます。
～6月議会でのやりとりを改めて振り返る～
【2023年6月議会の一般質問より】
重太郎：市内の自転車用ヘルメット着用は、どの程度、進んでいるのでしょうか！
防災安全部長：6月上旬に、収容台数の多い、町田駅、鶴川駅、南町田駅、多摩境駅の公営駐輪場4か所において職員が調査したところ、自転車利用者のヘルメット着用率は3.8％となっております。
重太郎：自転車用ヘルメット着用促進のための購入費の助成制度を設けてはどうでしょうか！
防災安全部長：東京都では、今年6月1日からヘルメットの購入代金を助成する市区町村に対して、助成額の半額、1個あたり1,000円の支援を開始いたしました。町田市といたしましても、この支援を活用した自転車ヘルメット購入費助成について検討してまいります。
重太郎のコメント：市民の声を届けるためには熱意も大切ですが、説得力も兼ね備え町田市と議論していきたいと思います。
