交通事業者に運行継続支援

9月議会で補正予算可決~

 「バスの増便」や「新規路線開設」など交通に関する要望を数多く頂きます。みなさまから承ったご要望は、町田市の都市づくり部・交通事業推進課にお伝えする、議会の一般質問や委員会で発言するなど、要望活動を行っています。
一方で、新型コロナの影響で移動・外出の機会が減り交通事業者の経営が危機に陥っています。例えば“町田市民の足”ともいえる乗り合いバス大手の神奈川中央交通は2021年3月期における通期の経常赤字は53億5,400万円です。バスの減便が増えているのはそういった事情もあります。
そのような中、国の令和2年度第3次補正予算「新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金」から5,840万円、交付されることになりました。
 国土交通省は、このお金の使い途として「地域公共交通の維持確保に向けた支援」として①感染症防止対策 ②運行支援(交通事業者に支援金給付など)MaaS等の新たな地域交通系整備など例としてあげています。
 町田市では交通事業者の意見も伺い、②の運行支援として支援金を支給する事業を実施することにし、2021年9月議会でその補正予算が可決されました。
運行継続のための支援金
重太郎:若いうちは車で移動できますが、歳を重ねたとき地域公共交通は、まさに“足替わり”の命綱です。ぜひ路線の維持・確保に役立てて頂きたいと思います。