投票しやすい環境整備が実現!大戸小学校から武蔵岡第一集会室に 投票場所が変更
大戸小学校から 武蔵岡第一集会室に
7月7日の都知事選挙から、投票場所が変更になりました。
議会レポート2024年4月号において、「投票率の低下とその対策について」レポートさせていただきました。4月号では、町田市でも駅や大型ショッピングセンター等に投票所を設置することを提案いたしました。
一方で、投票率の向上のために注目が必要なのは中心市街地だけではなく、中心市街地から少し離れた地域にも目を向けることが大切と考えています。
そのような中、7月7日投票日の都知事選挙が終わりました。実は、この都知事選挙から、大戸小学校に設置されていた投票所が、都営武蔵岡アパート内の武蔵岡第一集会室に変更となりました。
もともと大戸小エリアの投票区は、町田市に67ある当日投票所の中でも、投票区のエリア面積が広く、徒歩で行くことができない高齢者が多い地区と言われていました。また、投票所にいくには、公共交通機関を利用するにしても、町田街道のバス停から投票所までの間、長い坂道を登らなければなりません。多くの高齢者にとって負担になっており、大戸地区では長年の地域課題でした。
4~5年前から重太郎の元にも相談が寄せられるようになり、地元町内会・自治会や町田市の選挙管理委員会とコミュニケーションを重ね、2021年4月には地元町内会・自治会から要望書を提出しました。
都営武蔵岡アパートとこれに付随する施設は、市の施設ではなくJKK東京(東京都住宅供給公社)が管理しているため、いくつかハードルもありましたが、いよいよ今回の都知事選挙から待ち望んだ投票所が変更となりました。
長年要望があった投票所の変更がカタチになったことは素晴らしいことです。どのような取り組みをしたのか市民の皆さまに報告をしたく議会でも確認の質問して参りました。
【参考:2024年6月議会の一般質問でのやりとり】
重太郎:武蔵岡第一集会室への投票所設置について、
投票所変更に向けた取り組み状況について教えてください!
選挙管理委員長:投票所として利用しておりました大戸小学校は、町田街道から小学校まで坂道が続き、高齢者などが投票所へ行くのに大変であるため、地域の町内会自治会から「武蔵岡第一集会室」への投票所変更の要望書が提出され、検討を重ねてまいりました。
その結果、投票所の設置要件である投票所としてのスペースや従事者及び警察官の控室があること、土曜日曜を通して使用できること、突発的な選挙時においても使用できることなどを満たし、東京都から駐車場も含めて借用できるとの承認を得られたことから、武蔵岡第一集会室へ投票所を変更することといたしました。