町田市-相模原市のアクセスをより便利に!

~開通予定の【南北道路】 進捗をご報告!~

生活圏が重なる町田市と相模原市を結ぶ南北ネットワークを充実させることは重要な課題です。国道16号だけでなく、①相原南北線、②多摩ニュータウン通り、③尾根幹線 これら3つの幹線道路が神奈川県側へ延伸すると、町田・相模原市民の生活利便性向上に役立ちます。今回のレポートでは、①相原南北線 と ②多摩ニュータウン通り延伸について、進捗と見通しを報告いたします。

参考:開通予定の都市計画道路と周辺地図

① 相原南北線の延伸について

“相原南北線”は、相原駅西口から、きらぼし銀行を通過して相模原市に抜ける道路です。神奈川県では“相原大沢線”という名称で呼ばれています。この道路は抜け道として使われてましたが、非常に狭い道路で、拡幅が望まれていました。
2025年1月21日に、相模原市の相原公民館で開かれた住民説明会に私も出席しました。そこでは2030年開通というスケジュールが示されました。参考に説明会で伺った工事スケジュールを、右図でご紹介いたします。橋を架けながらの工事になるので5年かかるそうですが、待ち遠しいですね!

相模原市で開催された住民説明会に出席しました。

相原南北線の工事スケジュールです。

② 多摩ニュータウン通りの延伸について

多摩ニュータウン通りの延伸については、すでに2023年から橋の工事がはじまってますが、途中で大雨が発生し、工事の遅れが生じています。

本来は2024年度中の開通を目指してましたが、大雨の影響で2025年9月末頃の開通になりそうです。なお、新しい“橋”の名称ですが、町田市と相模原市、それぞれの地元である田端町内会、宮下自治会から“多摩境橋”という名称案をいただき、その名前で決定しています。近くに多摩境駅があるので覚えやすく、親しみが湧く名称ですね!

重太郎:道路の整備には土地所有者のご理解が必要です。改めてご協力をいただいている地権者の皆様には心から感謝申し上げます。道路整備事業は時間がかかりますが、これからも着実に進むよう、私も後押しして参ります。

(議会レポート2025年1月号より 執筆者:おぜき重太郎)