境川を快適な空間に 

~できるところから舗装整備を~

 境川沿いの道は、通勤、通学などの移動手段としてはもちろん、散歩やジョギング、サイクリングなど健康増進のためや境川に残る自然に触れることができる場所として、多くの市民に愛され、利用されています。
 京王線北側の坂本橋付近から市南端の鶴瀬橋付近まで左岸側の河川管理用通路の内、延長約14.5mは自転車歩行者専用道路(愛称:境川ゆっくりロード)として指定されていますが、坂本橋から西側の相原方面はゆっくりロードに指定されている区間はありません。
 2021年6月議会でも改めて町田市議会で質問をいたしました。境川ゆっくりロードの相原方面延伸を含めて、上流から下流、相原から鶴間まで一貫した舗装整備を要望しています。(境川に関しては河川改修の要望も引き続き出して参ります)

境川ゆっくりロード地図

舗装の課題

20216月議会でのやりとり
重太郎:京王線北側の坂本橋より上流で、ゆっくりロードには指定されていない区間、具体的には相原三差路の南側で、河川改修が終わっているが砂利道のままである箇所について、2020年6月議会でアスファルト舗装を要望しましたが、その後の進捗はいかがですか。
道路部長:2020年6月議会で話のあった相原三差路の南側、境川左岸の河川管理用通路、約120mの区間につきましては、2021年3月に舗装工事を行いました。
重太郎:ゆっくりロードの指定の考え方について2020年6月議会において「神奈川県が進めている河川改修事業に進捗に併せて検討する。追加する区間の延長や既存区間との連続性、幹線道路や公共公益施設との連続性などを考慮して検討していく」との答弁でしたが、指定の考え方について、検討の進捗状況を確認させてください。
道路部長:ゆっくりロードの指定の考え方を整理するため、根岸橋より上流を管理する河川管理者(神奈川県厚木土木事務所津久井センター)に対し、聞き取り調査を実施し、河川整備の状況を確認しました。また、河川管理用通路の現場状況を確認するため、現場調査を行いました。
調査結果から、車両の通り抜けが可能な河川管理用通路があることが確認できました。今後、これらの調査結果を踏まえ、引き続き、追加指定の考え方について検討して参ります。
重太郎6月議会のやりとりから、町田市も整備意思があることは感じられます。
 しかし簡単にいかないのは、神奈川県との調整や、河川改修の進み具合、町田市としての財政上の問題、境川沿道の位置づけの問題…河川管理用通路認定道路(車両ok)、境川ゆっくりロード(自転車・歩行者専用)と3種類あり整理がついていない)…など多くの課題があるからです。
 多くの方が境川沿道の通行を楽しんでいます。調整には時間が必要かもしれませんができる区間から舗装して頂きたいと思っています。
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