2023年3月議会がはじまります    

~これから質問する一般質問をご紹介~ 

 市議会の“一般質問”とは、議員一人あたり60分の時間が与えられ、市政全般に渡り自由に質問することができる時間のことです。議員はこの一般質問を通じて市民の皆さまから頂いた疑問や要望にお応えするため役立てます。
今回は4項目、質問の通告をしました。地域を回り、頂いた“市民の声”をカタチにする活動の一環として議会で質問しています。
今回の通告内容(2023年2月20日時点)
1. 相原駅東口駅前広場整備に伴う駅前拠点の整備について(その2)
2.「夕焼け小焼け」作曲100周年と相原の街おこしについて
3. 市立図書館の電子書籍サービスについて
4. 都外の医療機関で支払った医療費の助成制度について

 

1. 相原駅東口駅前広場整備に伴う駅前拠点の整備について(その2)

相原駅東口
駅前広場の整備や駅前街区再編について地元の関心は高く、先日も相原まちづくり協議会にてお話させて頂きました。引続き進捗を確認するため質問します。特に駅前自転車駐車場は駅前街区整備によってどう変わるのか、街区再編において大切なポイントとなります。
 自転車駐車場はどう変わり必要台数は確保できるのか。地権者との関係はどうなっているのか。駅前街区の整備方針、交番の位置はどうなるのか等、確認して参ります。
質問内容
1. 相原駅東口駅前広場整備の進捗状況はどうなっているのか。
2. 駅前街区整備について関係地権者との協議の進捗状況はどうなっているのか。
3. 駅前街区整備について地元住民との協議はいつ始まるのか。
4. 駅前自転車駐車場は駅前拠点整備によってどのようになるのか。
5. 今後のスケジュールはどうなっているのか。

2. 「夕焼け小焼け」作曲100周年と相原の街おこしについて

  童謡夕焼け小焼けゆかりの地の看板
2023年は、「夕焼け小焼け」作曲100周年です。八王子説もありますが、地元では相原説も依然として根強く、記念碑を建てるなど、研究や交流が行われて来ました。
 景観を後世に残し、新たな地域資源として「夕焼け小焼け」を活用した街おこしで地元を盛り上げたいと考えています。
質問内容
1. 「夕焼け小焼け」を相原の街おこしのキッカケにしてはどうか。
2. 相原地域を「美しい夕焼けの景観スポット」にしてはどうか。
3. 中村雨紅について市民に知ってもらう機会を設けてはどうか。

3. 市立図書館の電子書籍サービスについて

新しいマスコットキャラクター「ブックロー」
2022年10月に市立図書館の電子書籍サービスが開始しました。いつでもどこでも本が借りられ、行く手間も返す手間もない電子書籍は、安全で画期的なサービスです。
 書籍の電子化に伴い公共の図書館がどのように変わっていくのか考える必要があります。図書館のスリム化や機能の充実、あるいは情報や知識の発信・交流の場など、今後の議論の展開に期待が高まります。また、民間の電子書籍サービスもある中で、図書館が担うべき役割の差別化も検討すべきです。
質問内容
1. 電子書籍サービスを導入した経緯と目的は何か。
2. 現在の状況と課題は何か。
3. 利用者の反応はどうなのか。
4. 電子書籍サービスをどこまで拡充していくのか。
5. 電子書籍サービスの導入によって、図書館はどのような変化があったのか。
6. 町田市は図書館の将来像をどのように描いていくのか。

4. 都外の医療機関で支払った医療費の助成制度について

診察を受けているイメージ画像
いわゆる、マル子やマル障などを利用して、医療費等の助成を受ける際に、都内の医療機関を利用した場合と都外で利用した場合、手続き方法に差があり、手間と時間を要しています。
 町田市は都県境界に位置するため、都外の医療機関を受診する市民も多くいらっしゃいます。申請方法の改善を求める声が寄せられています。
質問内容
1. 医療費等の助成はどのようなものがあるのか。
2. 利用状況と課題は何か。
3. 医療費等の支給申請方法について、市内の医療機関と同様に簡略化出来ないか。
4. 都外の近隣市等と連携して、受診しやすい環境を整えることは出来ないか。
5. 都県ごとに異なる審査支払機関等の対応によって、支給手続きを複雑化していると思われるが、市の見解はどうなのか。
(会報レポート2023年2月号より 執筆者:おぜき重太郎)