市民の皆様からのご要望 どのように応えていくべきか

市政報告会を開催しました(その1)

市民の皆様に、今までの取り組みや成果をご報告する目的で、市政報告会を開催させていただきました。

市政報告会の報告内容です。

市政報告会の内容は、より多くの方に知っていただきたいということもあり、こちらの議会レポートでも、数回に分けて報告させていただきたいと思います。1回目の今回は、市民の声をカタチにするための手法についてです.

よし!取り組んでみよう!きっかけの大半は、市民相談から

私の市民の声をカタチにする活動ですが、活動開始のキッカケの大半は、市民の皆様から、直接いただくご相談からです。街頭でのお声がけ、電話やメール、LINEなど、さまざまな手段で相談が寄せられます。

市民と町田市をつなぎ地域課題を解決するには?

リサーチは入念に現地調査や事実確認を行う

いただいたご相談は、状況を正確に理解・把握するためにリサーチをします。相談者の声に対し、町田市役所など行政機関の担当部署はどのように考えているのか、担当課にヒアリングに行きます。法律の壁はないか、予算は必要なのか、実現可能性はあるのか、実現できそうならば、どういった手続きが必要なのかなど、実務的なことも調べていきます。

実現の可能性をみながら担当課に要望
伝えてお仕舞いではなく、ここからがスタート!

下調べが終わって、ある程度の実現性が見えてくると、担当課に「実現できませんか?」とお願いをすることになります。当たり前ですが、法律で出来ないと決められていることは実現できません。パワハラになるような圧迫的な要請もできません(しません)。相談者と議員、そして議員と行政機関の間に、信頼関係を築きながら、しがらみなく、より多くの市民にとって価値がある要望活動をしようと心掛けています。
しかし、そうはいっても担当課にお願いしても実現できないことも多々あります。そういった場合により要望力を強化する手法として以下の手法をとることがあります。

◎地域からも要望書を出していただく
議員は、市民の皆様のお力で選出されているので市民の代弁者ですが、それでも市民の皆様の声を直接、町田市など行政機関に届けることは大切です。そこで、市民(住民)の基本単位である町内会・自治会から要望書を提出をしていただくことがあります。
◎議会で質問をする
市議会の公式の場で質問をして、町田市に「こういった地域課題があるんだ」と認識していただき、解決策を町田市に提案しつつ、実際の行動を促します。
◎国・都県・隣接市との連携強化
町田市だけでは解決できない広域的な問題も多々あります。そういった場合は、仲間の国・都・県・市議会議員と連携して、町田市以外の行政機関にも要望に伺います。

町田市議会の本会議(一般質問)の様子

町田市議会の本会議(一般質問)の様子

重太郎のコメント:物事をカタチにするには、なるべく多数の方の賛同(同意)を得る、民主的なプロセスが大切と考えています。ただ、丁寧であればあるほど時間を要するため、歩みが遅いとお叱りを受けることもあります。バランスを考えながら活動を続けて参ります。

(議会レポート2025年5月号より 執筆者:おぜき重太郎)