縄文の町田を感じよう!小山町で出土した中空土偶 “まっくう” を応援
◎中空土偶 といえば 函館市の“カックウ”と町田市の“まっくう”!
町田市は縄文土器が出土する街です。小山町の田端環状積石遺構の周辺では、中空土偶の頭部が発見されており、“まっくう”という愛称がつけられてます。

重太郎のコメント:“まっくう”は、北海道函館市で発見された国宝土偶“カックウ”にそっくり。飛行機も電車もない時代になぜ?町田と函館といった800㎞以上離れた場所で似たような土偶が発見されたのかロマンを感じませんか?
◎“田端環状積石遺構”は日本一 駅近のストーンサークル!
“まっくう”は、田端東遺跡で発見されました。その隣には、田端環状積石遺構というストーンサークルがあり積石のレプリカが置かれています。

田端環状積石遺構は当時住んでいた縄文人のお墓です。お墓は30基もあります。多摩境駅からわずか徒歩5分(程度)!と駅からとても近く、日本一駅から近いストーンサークルと言われています。

橋本、その先の丹沢山地を一望できる眺望の良い立地です。冬至の日には、夕陽が丹沢の蛭ヶ岳にめがけて沈むそうで、当時から神秘的なスポットとして認識されていたようです。
重太郎のコメント:観光地とまではいきませんが散策がてら立ち寄ってみてはいかが?
◎ “まっくう”が縄文キャラクターに!なんと、ミュージアムアワード2025にも出場!
“まっくう”が、縄文キャラクターとしてデビューし、ミュージアム アワード2025に出場しました。
68ものキャラクターが出場し健闘しましたが、結果は1281票で19位でした。“まっくう”はつくば万博のコスモ星丸など強敵ぞろいの中、最後まで頑張りました!

重太郎のコメント:優勝は横浜市立金沢動物園の“金沢ゆーかりん”というコアラの妖精で、24,083票と圧勝でした。“まっくう”は、まっくう給食が小学校で提供されるなど、町田の子どもたちにも人気です。もっと町田市をあげて応援することを考えても良いのではないでしょうか。
(議会レポート2025年9月号(堺版)より 執筆者:おぜき重太郎)
