2026年4月~ ピンクのごみ袋がはじまります

容器包装プラスチックを分別収集

【ピンクのごみ袋で何を捨てるの?】

ピンクのごみ袋は、正式名称を、「容器包装プラスチック専用袋」といいます。家庭で分別した容器包装プラスチックを捨てるためのごみ袋です。
現在、横浜線より南の地域では先行的に容器包装プラスチックのごみを分別しており、実際に資源化がおこなわれています。それが1年後の2026年4月、容器包装プラスチックの分別収集が、町田市全域に拡大される予定になっています。

ピンクのごみ袋の現物写真と現状南地域のみで展開されていることの説明

【容器包装プラスチック 分別の考え方】

容器包装プラスチックとは、簡単に言えば商品を入れるための容器や包むための包装材です。
プラスチック製品とは、捨て方が異なります。また、プラスチック製品は、ペットボトル程度の柔らかいものは燃やせるごみ、それ以上に硬いものは燃やせないごみとして捨てます。

(容器包装プラスチックの例)
・ペットボトルのキャップやラベル
・食品トレイやカップ麺の容器
・お菓子の袋やレジ袋
・調味料のチューブや洗剤等のボトル

ブラスチックごみの分別例

容器包装プラスチックを見分けるには、プラマークが目印となります。しかし、すべてのプラスチックにプラマークがある訳ではないため、現物で判断する必要もあります。

プラマーク

【容器包装プラスチックが汚れていたら?】

実は、容器包装プラスチックが汚れていると、資源化ができません。そのため汚れているものは、汚れを落とす必要があり、汚れを拭いたり、軽くゆすぐなどします。
もし、汚れが取れない場合は、軟らかいものは燃やせるごみ、硬いものは燃やせないごみとして出します。
さて、気になるのが、どの程度まで汚れを取るのかです。町田市役所のごみ収集課に確認をしたところ、ごしごしと念入りに汚れを落とす必要はなく、以下の通り、使い切るか軽く汚れを落とせばOKとのことでした。

(どこまで汚れをとるの?)
・中身が洗えない…使いきりでOK!
・容器の汚れ…ゆすぐか拭き取りでOK!
・お菓子の袋…中身をはらえばOK!
・ラベルは剥がし切れなくてもOK!

プラスチックの種類

おぜき重太郎

 1年前と少し早いですが、早めの周知が大切と思い記事にしました。捨てるのに、ひと手間かかりますが、ごみ収集手数料は、半額に抑えられています。市民の皆さまに、分別の仕方をご理解いただけたら幸いです。

(議会レポート2025年2月号より 執筆者:町田市議会議員 おぜき重太郎)