町田市では、おむつを使用している方や、道路など公共の場所を清掃をした方が利用できる専用の袋を用意しています(町田市HPより)。
これらは「おむつ専用袋」「ボランティア袋」と呼ばれる袋です。例えば、ボランティア袋を活用すると、町内会・自治会などの団体でも、あるいは個人でも、道路など公共の場所を清掃したときに集めたごみを無料で出すことができます。今回はボランティア袋にスポットを当て、実際に活用してみました!
~申し込み方法とボランティア袋の種類は?~
ボランティア袋は、市民センターなど市内25か所で配布をしているのですが、実際に袋の交付を受けるには事前登録が必要です。事前登録にはボランティア袋の交付場所で手続きするか、メール・ハガキ・FAX・町田市公式LINEで申し込むことで可能です。
注意点は、事前登録に1週間ほど必要ということです。つまり事前登録をしながらそのままボランティア袋を交付してもらうことができないので、メール・ハガキ・FAX・あるいは最新システムの町田市公式LINEなどで事前登録の手続きを済ませておくと二度手間にならず便利だと思います。申し込んでおよそ1週間後に「ボランティア袋カード」が郵送されて来ます。
↑郵送されてきたボランティア袋カード(左下)。透明な袋が今回市民センターで交付して頂いたボランティア袋です。
【袋の種類】
・20リットル袋、1パック10枚入り
・40リットル袋、1パック10枚入り
【交付枚数の上限】
・個人の場合:合計20枚まで
・団体の場合:合計300枚まで
←こちらの町田市HP「おむつ専用袋・ボランティア袋を用意しています」にはメール・ハガキ・FAX・町田市公式LINEから事前登録する方法など詳細情報が記載されています。
~【参考】どれくらいの方がボランティア袋を活用しているの?~
このボランティア袋ですが、一体どのくらい活用されているのか調べてみました(右表)。個人登録で累計12,746件というのは、思った以上に登録者が多いイメージです。もちろん途中でやらなくなった方も含まれると思いますが、個人で道路や公園のゴミ拾いをしてくださっている方が一定数いらっしゃることに感謝の念に堪えません。
【ボランティア袋の登録・交付件数】
個人登録数:累計12,746件、2022年度 新規231件
団体登録数:累計1,627件、 2022年度 新規30件
交付申請件数:2022年度 4,286件
配送枚数(市役所→交付場所):2022年度 20ℓ 88,800枚
(≒年間の交付枚数?) 40ℓ 123,300枚
実は、私がボランティア袋を知ったのも、ボランティア袋を片手にゴミを拾いながら通勤している方が駅におり、非常に感心したことがキッカケです。今まで、自分一人でゴミ拾いに挑戦しようとまで思っていませんでしたが、これを契機にボランティア袋を活用してゴミ拾いしてみようと思い立ちました!
~実際にゴミ拾いに挑戦!~
8月5日と6日、まずは相原・小山地域でゴミ拾いに挑戦してみました。自宅を出て町田街道に入ると草むらからゴミが大量に出て来てびっくりしました。今後もこの活動を続け、市民の皆さまと街の美化に対する気持ちを共有できればと思います。
↑カンやペットボトル、たばこの吸い殻、マスクなど様々なゴミを回収しました。中には車用の香水の瓶も…しっかり分別して処分します。
重太郎:ゴミ拾いは、実は拾った後も分別作業など手間がかかることも学ばせて頂きました。日頃、ごみ拾いのボランティアをされている皆さま、本当にお疲れ様です。
(議会レポート2023年8月号より 執筆者:おぜき重太郎)