6月議会での一般質問②

~相模原市・八王子市との広域連携について~ 

2022年5月11日、総務省の多様な広域連携促進事業に相模原市・八王子市・町田市の3市が提案したものが採択されました。
地元新聞やネットニュースにも掲載されたのでご覧になった方もいらっしゃると思います。
生活圏が重なっている自治体が、広域的な行政課題 (道路網、交通網、医療サービス、子育て支援、公共施設の相互利用など…多岐に渡ります)を解決するため連携や協力をすることは非常に大切なことです。
相模原市と町田市と八王子市の地図

相模原市・八王子市・町田市の3市は生活圏が重なり合った自治体です。補完し合える関係性を構築していきましょう。

3市連携の取り組み内容(要点)
Point 1 人口や財政状況などデータ分析をして、3市で解決すべき課題を整理
Point 2 3市の未来について議論を進める体制を構築
Point 3 公共施設の共同管理・再編等への課題整理。
Point 4 3市で若者人材確保や育成、キャリア支援体制の充実を図る施策を検討。

今回の総務省から出る事業予算は1,000万円とのことです。取り組み内容を、左欄に要点としてまとめました。
今後、少子高齢化の進展により、生産人口年齢が減少することを考えると、町田市の行政サービスを持続するために、近隣の地方自治体と連携して施設やインフラをはじめ3市の資源や人材を共同で活用する取組が求められる、そんな時代が来ると思います。
そういった事態に直面する前に、3市でぜひ前向きな議論を進めて頂き、逆に都県境があることによって感じて来た住民サービスの不満の解消につなげていければと思っています。

重太郎の感じたこと:今回の1,000万円の予算だけでは出来ることに限界がありますが、3市連携を深めていくための第一歩となることを期待しています。
(議会レポート5月号 執筆者:おぜき重太郎)
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