町田市立 相原小学校 開校150周年に参加して

近代 学校教育制度「学制」の公布(1872年)から152年目

2024年11月9日に、町田市立 相原小学校の150周年記念式典に参加して参りました。明治・大正・昭和・令和と150年の長年にわたり地域にあり続けた小学校です。その歴史を思うだけで、先人の偉大さと、永い悠久の歴史を感じています。相原小学校の開校150周年記念式典にご招待いただいたのは大変、光栄でした。

さて、150年という年数ですが、なぜ150年目なのかが気になり少し調べてみました。すると、これは明治5年(1872年)に制定された“学制”の公布に由来するとのことです。
江戸時代までの日本の教育施設として寺小屋が有名ですが、明治維新後、明治政府は国民皆学を目指し、小・中・高・大学といった近代的な学校制度をはじめて定めました。それが“学制”です。

驚くべきことに、学制が公布されて3年後の1875年には全国に24,303校もの小学校が設置されたとのことです。相原小学校も学制公布から2年後に設置された小学校です。

おぜき重太郎

記念式典に参加して、プレイルームの整備や通学路の安全対策など、かつて取り組んだ思い出が一つ一つ思い出されました。地域の小学校をこの先もよりよい環境で存続させるためにも保護者の声、先人の声、学校の声に耳を傾けて参ります。

相原小学校150周年記念校門での写真です。

(町声レポート2024年10月号より 執筆者:町田市議会議員 おぜき重太郎)