町田市立小・中学校に配備されているタブレット端末について

~保護者の声を急ぎ議会に届ける!~

 最近、地域を歩いていた時に、町田市立小・中学校に配備されているタブレット端末の故障に関する心配の声を複数頂きました。これはすぐに教育委員会に保護者の声を届ける必要があると考え、2022年12月議会の一般質問に質問として盛り込みました。

生徒がタブレット端末をつかうイメージ画像

 (重太郎の質問):タブレットが故障した時に、教育上支障が無いようスムーズに交換する必要があると考えるが、予備の確保状況やスムーズな交換のために取り組んでいることはありますか?
 (学校教育部長の議会答弁):タブレット端末を運用する上で、偶発的な破損や経年劣化による故障増加への対応のため、予備端末の確保が課題となっています。具体的には、破損や故障の発生が集中し、一時的に予備端末が不足することがあります。その際は、端末を使用する時間や日にちの調整を行い、端末を使用する授業や家庭学習に支障が生じないようにしています。
このような状況に対し教育委員会では、予備端末を確保するため、故障発生時の修理対応を速やかに行うことで、台数が不足することがないように努めるとともに、タブレット端末の調達時には、故障の発生状況を踏まえた台数の追加を行っております。
なお、故障端末の修理を行う際には1台1台の症状等を確認し、梱包してメーカーに返送する必要があります。そのため、市独自のチェックリストを用意し、教員が手間と時間を掛けることなく確認ができるようにしており、梱包・発送は町田市教育委員会が一括で行うなど、学校の負担を軽減し、速やかな故障対応を図っています。
重太郎:(議会を終えて)硬い文章で、分かりにくい表現の多い議会質問ですが、やはり公の議場で問題提起することには意味があります。町田市教育委員会は現状を正確に認識して頂いて、故障に対応する体制を整え、予備端末の確保するための予算を確保して頂き、安心して学ぶ環境を整えて頂きたいと思います。
(議会レポート2022年11月号より 執筆者:おぜき重太郎)