町田市に、新たに子ども・子育てをサポートする施設を整備する計画があります。子ども・子育てに関する支援を切れ目なく受けることができる拠点を目指すとしています。
※町田市の考え 切れ目なく≒複合化?
~整備の背景…子どもを取り巻く環境の変化!~
・子育てに困難を抱える世帯が今まで以上に顕在化。
・少子化が進む一方で、特別な支援を必要とする児童・生徒数が増加。
・不登校児童・生徒の支援の充実も求められている。
・障がいの有無にかかわらず成長できるようインクルージョン推進の必要性。
・児童虐待等の予防し子どもを守るために児童相談所との連携強化が必要。
・「こども家庭センター」を設置することが市町村の努力義務となった。
・縦割りだった「子育て支援」や「母子保健」の一体的な展開が必要。
➡この変化に対応するため、町田市木曽東にある教育センターの建て替え、
(仮称)子ども・子育てサポート等複合施設を整備!
現在の教育センターの様子です。
~どんなサービスが受けられるの?~
子ども・医療・福祉・教育など、幅広い公益サービスを複合的に提供する拠点です。施設が持つ機能イメージを下にまとめました。
~スケジュール感は?~
町田市木曽東にある教育センターを建て替え、子ども子育てサポートの複合施設に整備する予定です。立地は境川団地のすぐそばにあり、古淵駅から徒歩約10分です。2028年度オープンを目指しています。
~実は、もう一つのポイント!~それは、公共施設の老朽化と再編
・人口減少社会ですべての公共施設を維持できないと予測。
・(築年数別の延床面積)築30年以上の施設が54.1%。市の施設全体で老朽化が進んでいる。
➡民間とのコラボで、財政的になるべく負担とならない整備の仕方を模索!
(その手法の一つが“複合化”)
重太郎:この施設の整備によって市民の皆様が本当に切れ目のない子ども・子育て支援を手厚く受けることが出来るかどうかと、民間とのコラボは地域の皆様に利便性をもたらし、町田市の財政負担が軽減出来るかどうかがポイントです。
こういった視点を忘れずに町田市と議論を重ね最新情報は随時、市民の皆様にご報告致します。
(議会レポート2023年6月号より 執筆者:おぜき重太郎)