せせらぎの里 “町田市自然休暇村” の魅力とは?

~レタス生産量 日本一! 標高1,000m超の高原!
長野県の川上村には町田市民のための福利厚生施設がある~ 

 町田市には“町田市自然休暇村”という保養施設があることをご存知でしょうか?場所は、長野県東部の川上村にあります。町田市議会では、4年に一度、川上村への視察が組まれることになっており、新型コロナの影響で6年ぶりとなりましたが2024年4月22日、23日と長野県川上村にある“町田市自然休暇村”を訪れました。

町田市民の皆さまにその魅力をお伝えすべきと思い、この会報では川上村と町田市自然休暇村の特集を組みました!

せせらぎの里“町田市自然休暇村” は 長野県川上村に立地
自然の魅力あふれる町田市の福利厚生施設!
川上村の場所をあらわす長野県地図です。

川上犬の源くんもいます!】
「川上犬は、長野県南佐久郡川上村を原産とする和犬で、「山梨・埼玉・群馬・長野にまたがる秩父山塊のヤマイヌ(ニホンオオカミ)が、猟師によって飼い慣らされたもの」との言い伝えも残るほど運動能力が高く、野性味が強い。川上村は標高1100メートル~1400メートルに位置するため寒冷な気候で、ヤマイヌの生息域と合致する。
 川上犬は、子犬でも-25℃以下にもなる村の厳しい冬の気候に耐えるほど寒さに対しては強いが、夏場に高温多湿となる地域での飼育には向かない」(川上犬基礎情報、川上村HPより)
 町田市自然休暇村では川上犬の源くんが飼われており、皆さんの来訪をお待ちしているとのことです!

【設立の経緯】
1970年代、町田市では宅地開発が活発に進み、人口増加と経済成長は街に活気をもたらし、人々は生活に潤いを求めていました。そのころ流行していたのが郊外でのレクリエーションです。休みの日に家族でちょっと郊外に出かけ、一家で楽しみ宿泊して帰ってくるイメージです。
町田市においても郊外に市民のために福利厚生施設をつくろうという機運が高まりました。白羽の矢が立ったのが長野県川上村です。1977年にはキャビンが完成し、1989年に今の本館である集合宿泊棟が完成しました。
【川上村ってどんな村?】
川上村は、同じ関東圏の埼玉県とも隣接している、長野県の東端に位置しています。信濃川につながる千曲川の源流や、標高2475mの甲武信ヶ岳といった雄大な自然に囲まれています。ちなみに標高1185mにある村役場は、日本一標高の高い役場なのだそうです。このように川上村は高地にあるため気候は非常に寒冷であり、夏も昔より暑くなったそうですが、それでも8月の日平均気温は19℃ほどと、暑い夏を過ごすには最適な場所です。川上村ではその気候を活かしてレタスなどの高原野菜をあちこちで生産しています。
【施設の概要】
宿泊施設は、本館とキャビンがあり、本館は定員6名の10畳の和室が18室、キャビンは定員4名と定員5名が3棟ずつあります(ペットOKの棟もそれぞれ1棟ずつあります)レストランも併設されており、事前予約制ですが朝・昼・夜のお食事やお酒も嗜むことができます。料金は、市民(相模原市民も含む)には割引があり、例えば大人(中学生以上)1室2名以上で使用する場合は一人一泊2,610円、市外の方の場合は一人一泊4,710円です。とてもリーズナブルですね!
【ツアーもあるよ!】
町田市自然休暇村では、ツアーも企画しており、例えば6月には春のトレッキングツアー(野辺山や横尾山を1回3~4時間程度、2日に分けてトレッキング)、親子自然体験塾~農業編~(ジャガイモ掘り、レタス収穫体験)など楽しい企画が予定されています!
おぜき重太郎
重太郎:町田市から比較的近めの立地であり、コスパ良く楽しむことができる施設なので、市民の皆さまにぜひ活用していただきたいです。
(町声レポート2024年4月号より 執筆者:おぜき重太郎)