ダイエー・ウエルシア薬局と協定!移動販売がはじまっています

現在、町田市内31拠点で展開中

2024年8月に町田市は、株式会社ダイエー及びウエルシア薬局株式会社との間で「移動販売の実施に関する連携協定」を締結しました。2024年12月から実際に町田市内の各地で移動販売が開始されています。

移動販売分布マップ

これは買物不便地域の方にとって朗報で、町田市民にとってプラスの事業がはじまったものと考えています。実際に、高台でお店が近くにない場所に住み、スーパーに行くのに苦労をしている方々から移動販売が来てくれてとてもありがたいといった声が寄せられました。移動販売がこれからも高齢者の生活を支える存在であってほしいと願っています。

木曽森野第1アパートに到着したダイエーの移動販売。20名ほどのお客様が買い物に来ていました。

木曽森野第1アパートに到着したダイエーの移動販売。20名ほどのお客様が買い物に来ていました。

移動販売に付加価値を!見守りや介護予防の機能も

移動販売はお買物だけでなく、地域コミュニティの構築や介護予防にも役立つといわれています。高齢者がお買い物をできる環境を整え、さらに見守りや介護予防につながれば、素晴らしいことです。2025年3月議会では、移動販売によって見守りの効果が生じているのかどうか確認して参りました。

移動販売は買物だけでなく見守りや介護予防にも役立つ!

【2025年3月議会 議場でのやりとり】

おぜき重太郎

(移動販売がはじまりましたが)高齢者の見守りの効果等はどうですか!

いきいき生活部長

移動販売の開始後、住民同士で声をかけあい販売拠点に足を運んだり、移動販売車を待っている間、「久しぶり」「元気だった?」といった会話が聞かれた拠点もございました。このように移動販売によって住民同士の見守りが生まれているものと認識しております。
また、販売の前後に町トレなどのグループ活動や高齢者支援センターによる出張相談会が行われている拠点もあり、これらの地域では、見守りのほか、交流の機会も創出されているものと考えております。

移動販売に町トレで、いつまでもお元気に!

いきいき生活部長の答弁にありますが、町田市には、町トレという、介護予防のために開発された町田市オリジナルのトレーニングがあります。現在、町田市内では200を超える自主グループが活動をしています。

移動販売が来る前に会館に集まり町トレをしている自治会を見学してきました。介護を予防し、健康寿命を延ばす取り組みはとても重要です。移動販売とセットで町田市内に広めていけたらと考えているところです。

町トレの様子です

(議会レポート2025年3月号より 執筆者:おぜき重太郎)